Chip Foose と Hemisphere [クルマ日記]
カルフォルニアのハンティントン・ビーチにやってきたワケは、今やアメリカ中のカスタムマニアからはカリスマ的存在と崇められる人気者のチップ・フース氏に会うため。
ハンティントン・ビーチと続くビーチ・アベニューから少し入ったところにある彼のオフィス兼デザインスタジオは、マニアでなくとも、思わず見入ってしまうほどのクルマがそこら中にさらりと置いてある。
彼の人気者度と友好度の象徴とも言うべき、オフィス見学がウィークデーに行われている。ランチタイムを利用しての見学ツアーには、ぼくらが取材に行った日も大勢の人が訪れるほどの人気。ランチタイムを前に、人が集まってくるのだ。スゴイのは、彼はその見学者に対して、ひとりひとり挨拶をして回ること。もちろん、記念写真の撮影にも快く応じるなど、気さくさもみせるなど、彼の人気を目の当たりにした。
今日の取材の目玉は、Hemisphere(ヘミスフィア)。わざわざ積載車で運び込まれるほどの希少車。
積載車は、映画や撮影等でもしばしば使われるらしく、完全な箱車。内張りなどもしっかりと作られている。
降ろされたHemisphere。まるで、ホットウィールのミニカーが原寸大になったようなクルマだ。残念ながら、ぼくらの取材に合わせて、突貫で組み立てられたので、試乗させてもらうことはできなかったが、かなりカッコ良く、見学に訪れたファン達も写真を撮りまくっていた。。。
ランチは、当然のごとく、IHOP。前回、覚えてしまった“フィラデルフィア・サンド”を力いっぱい頬張った。
午後は、フースの秘密工場へと案内され、様々なNewモデルを見せてもらった。現在製作中の中でも、近日リリース予定のダッジ・ナイトロのカスタムカー。日本でもナイトロは発売になったばかりだが、このフース・バージョンはかなりイケてる!!
なんとか1日が終了した。毎回、日本で取材するよりも濃厚なスケジュールを敢行する。。。もう夜の10時過ぎというのに、夕暮れ時のような明るい空を見上げながら、一服。
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