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Mercedes-Benz GLC 220 d 4MATIC [新車試乗]

昨日の「東京オートサロン2020」でなんとなくの2020年度のトレンドを感じてきたわけだけど、

やっぱり街中を見ていても実感できる「SUV」モデルの流行。

ついこの間までは、信号待ちで並べばプリウス、プリウス、プリウス、、、だったのがウソのよう。


やっぱり今年もSUV人気で行くのかな。


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メルセデス・ベンツも意外とSUV人気モデルに力を入れている。

先日、ここでも書いた「GLE」はGクラスと並ぶ最高級SUVだけれど、メルセデス・ベンツだから

最高級モデルしか無いということはない。

2019年の10月に日本に上陸した新型GLCは、先代のバカ売れ状態にのっかるように満を持して登場。

先代GLCは、納車待ちのまま年を越しそうな勢いで、もちろん中古車市場でも人気沸騰とのことで、

なかなか手に入れるのが難しいモデルになっていた。

新型は、先代と同様に通常形状のSUVモデルとクーペ形状がラインナップされている。


GLCが日本で人気となった理由は定かではないが、おそらく日本の交通事情にマッチしたサイズ感、

それにメルセデスブランドであるというのが目下の推測。


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実際に試乗してみると、一般道~首都高速~湾岸線アクアラインとどのステージも乗りやすく、

扱いやすいのは確か。年々、縮小傾向にある排気量もGLC220に搭載される2リッターディーゼル

も静かで穏やかな印象で、欲しい時の加速もターボで加給してかなりの加速力を得られている。


エンジンを掛けて驚くのは、その静かさ。ディーゼルエンジンのガラガラ音は最大限に抑えられて

「あれ?」これってディーゼルだよね?と自問自答してしまうほど。

昔々、ディーゼルの4駆に乗った時はアクセルをベタ踏みしてから、数テンポ置いてグ~ンと加速

してた頃を考えると、最新ディーゼルエンジンの凄さが身にしみる。


エンジンの縮小化にはいくつかのメリットがあって、

・まず税金が安い

・エンジン重量が軽い=総車両重量が軽い

・つまり低燃費

・もちろん、排出ガスの低減で環境に優しい

などがあげられる。逆にデメリットはなんなのかと考えてしまうが、大排気量車でゆとりのドライブを

楽しんでいた方々には、加速の物足りなさは隠せないのかもしれない。


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新型GLCは、Cクラスと同等のプラットフォームを使用することで格段に乗りやすくなったCクラスと

相当の乗り心地をSUVで実現している。だから、走破性を持ったCクラスなんて考えれば入りやすい。

次に車高が高いのでアイポイントが高く、普通のセダンなんかよりも先まで見渡せるというメリット

は危険の早期発見だけではなく、ゆとり運転に繋がって結果疲れにくいのが良い。


最後になってしまったが、乗り易さという面ではCクラスセダンを想像すればわかりやすい。

特に首都圏で使用するなら断然乗りやすい。都心部での取り回しやすさ、そして狭い駐車場でも、

空きスペースさえ見つければ駐車可能なサイズ感はこのクラス最大のメリットでもある。


もちろん、あの「ハイ、メルセデス!」のMBUXにも搭載しているから、iphoneのsiriみたいに

いろいろ話しかけることでAIが学習していき、オーナー好みのパートナーとなってくれる。

MBUXも日々進化を続けているから、どんどん利便性が上がり、見知らぬ土地に行った時や

調べ物をしたいときなど、融通の聞く相棒として本領を発揮してくれるはず。


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・GLC220d 4MATIC 車両本体価格:690万円

付帯オプションを含む合計価格:864万1000円


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東京オートサロン2020 [others]

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2020年はやっぱりこれからでないと始まった気がしない。


[☆]?会場の様子は、YouTubeでも紹介していますのでぜひ♪



「東京オートサロン2020」は今年は1/10(金)~1/12(日)までといつもどおり3日間で幕張メッセを会場に開催された。

昨年末の東京モーターショーとの大きな違いは、ますはカスタムカーの祭典であること。モーターショーがメーカーライクなスタンダードモデルであるならば、オートサロンは近年流行のパーツを組み込んだカスタムモデルをメインに展示する。

そしてもう一つの違いが・・・

それは東京モーターショーでは激減してしまった輸入車メーカーの出展もオートサロンでは復活!モーターショーでは見れなかったモデルもオートサロンの会場では見ることができたのだ。

業界内でも実しやかに囁かれるのは、東京モーターショーの国際化からの降格。つまりローカルでメーカーのエゴが全面に出た独りよがりのショーになってしまってきたこと。残念ではあるが、オーナーとなるユーザーもカタログモデルはネットやSNS、TVCMでも飽きるほど見れるから、もっと自分の興味の湧くようなモデルが見たい、見てみたい、というのが本音なのであろう。

とは言えど、原産国とはなり得ない日本の産業を考えると、産業全般の産物の集大成と言っても良いクルマが売れないことには、経済の活性化が図れないのは確か。低迷する景気脱出には、否が応でもクルマが売れないとダメなのだ。

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1/10(金)。オートサロンのオフィシャルの仕事が今年も舞い込んできたのでありがたい。集合は、来場者が引けてくる頃を狙った19時に幕張メッセのプレスルームということで、今日ものんびりと行動を起こす。

まずはガソリンのチェックから始まって、まったりと髪の毛を切りに行きつけの美容院経由で、取材先の幕張メッセという意外にもタイトなスケジュールだった。

これも毎年のことなのだが、首都高速に入ると、湾岸線の通行止め表示が・・・

昨年も同じ時刻に車両火災だったかな、通行止めで行く手を阻まれた。今年は事故みたいで葛西JCT~新木場ICまでが通行止め。会場へ向かうクルマと出てくるクルマで交通量の増加による事故なのかな。とりあえず迂回ルートを考えながら、便利になった首都高速を乗り継ぎながら葛西方面へ。途中、京葉道へ逸れることでなんとか通行止めによる渋滞は回避できて、通行料は少し高かったけれど、予定よりも2時間以上早く現地につくことができた。

これも毎年のことだが、オートサロン開催期間中はやたらと警官やパトカーが多い。カスタムカーの祭典ということで、会場に近づくに従って排気音のデカいクルマやこの日のために改造してきたクルマなどが目立ち始め、会場付近の検問所で「整備不良」や「不法改造車」なるステッカー付きの違反切符を切られていた。これは深夜になるにつれて数が増していくという、まさに「オートサロンあるある」なのだ。それも年々数が少なくなってきている=クルマに対する興味がなくなった、ということなのであろうか。

【原点回帰---会場を見て回る】

今年は例年よりも早く会場入りできたので、まだ会場は一般来場者やプレス陣で賑わいを見せていた。いつもならプレスルームでまったりとコーヒーを飲んだり、タバコを吸って時間をつぶすのだが、今年はなんとなく会場を見て回ろうかと思い立った。

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渡されていたのは主催者パスなので、どこのゲートからでも自由に会場へ出入りできる。もちろんプレスルームから搬入口を経由して人の少ないゲートからふらりと会場入りできるのも特権といえる。メインゲートから一番遠いとされる8ホールの北側から会場に入ってみた。このエリアの見どころはトヨタやスバルなどのメーカー系ブースを筆頭に、ランボやフェラーリをベースにラッピング塗装でカスタマイズするブランドなどが犇めくエリア。

ショーも初日の閉館時間に合わせた見せ場で、各ブースもトークショーなどで盛り上がっていた。珍しく1~8ホールとメイン会場を網羅して歩くこと1時間。足を棒にしながらも、今年の流行とメイン車種がなんなのかを見て回ることができた。

【2020年のトレンドは?】

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ズバリ、カスタムのベース車としての注目は、トヨタのスープラと日産のGTRの2巨頭でキマリ。そしてトレンドとなるべく注目のモデルは、昨年あたりからのアウトドアブームで一躍人気となったSUV。どのカスタムメーカーもSUVを中心に展開していて、まるでバブル期のRV(レクレーショナル・ビークル)ブームが再来したかのようだった。

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単にSUVといっても各メーカーがラインナップしている数も多く、多種多様でそれころロールスロイスのSUVであるカリナンやランボルギーニのウルスなど超高級SUVもあれば、メルセデスのGLCやGクラス、レクサスのRX、スズキのジムニーなんかも注目を集めていた。

2020年も変わらずSUVが注目を集める年になりそう。

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