【ベンツのレンタカー】最新モデルもレンタルできちゃう!? [新車試乗]
現地でも慣れ久しんだ愛車と同じ車種を乗りたい!なんてことありますよね。
この道、自分の車で走ったら気持ち良いだろうなぁ~、なんて。
1、まずはMBレントに会員登録。
2、クルマの予約と料金の支払い
3、現地で受け取りと出発
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ファンキーなHOTハッチで下町トリップ「AMG A45 4MATIC」 [新車試乗]
そんなAクラスの中でも、ひと際、主張が強いのがトップエンドに位置づけされるAMGモデルのA45。
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VW The Beetle [新車試乗]
今年に入って、月イチくらいのペースで訪れている「つくば」。
十数年前までは、ディレクションしていた雑誌の撮影で、月に2度3度と来ていたけれど、それから時は流れ、再び来るようになるとは、思ってもいなかった。
学園都市と名付けられている通り、当時から大学のキャンパスや宇宙系の研究施設などが点在していて、街の中心は若々しい雰囲気。
それにもまして、最近では、おそらく著名なデザイナーが手掛けたと思われる店舗が多くなってきていて、イタリアン、フレンチ、メキシカンなどなど、小洒落た店舗が軒を連ねている。しかも、どこも「美味しい」というのもポイント。ランチタイムには、小洒落たお店に、流行のクルマが並び、不景気はどこへやらと、活気を感じさせてくれる。
早朝からやってきたので、午後にはひと仕事終え、オンタイムでランチにありつけた。
やってきたのは、森の中にポツンと建つ、まるでトトロの家のような雰囲気のイタリアン店。選りすぐりの食材を使ったランチは、大人気らしく、お昼前から女性陣が詰めかけ、駐車場は満車状態。訪れるクルマもレクサスやアウディなど、ハイソ感たっぷり。
2度目というのに、「特製サラダです、お召し上がりください!」と、他のテーブルとは違ういろどりのサラダを出してもらう。生ハムのサラダに、トマトの冷スープと前菜にしては、ボリュームたっぷり。
サーモンとほたてのクリームパスタは、前回、食べたかったけど違うメニューにしてしまったので、あらためて注文した一品。あっさりとしながらも、サーモン、ほたてそれぞれに味があり、シャキシャキのアスパラがアクセントとなるパスタ。
昨今、食にかけられる経費というのも、締め付けが厳しく、なかなかこうして美味しいランチを楽しめることも少なくなってきた。そんな中での、仕事終わりのひと時を久々の美味しいランチで満喫できた。
で、ビートル。今回で、3代目となるのだが、初代はあのナチスのヒトラーが開発させ、国民的大衆車のベンチマークとなった世界でも親しまれたクルマ。その数十年後に復活した2代目は、ゴルフをベースにフェミニンでユニークな装いで登場。どこか男っぽいイメージのあるVW車に、彩りを添えて女性に人気の車種となったにもかかわらず、本国の本社では“不評の嵐”であった。それを払拭するように、ボーイッシュに一新された3代目は、見た目は2代目と相変わらないように見えるが、随所に男っぽさが演出されている。ただ、エンジンは1.2リッター+ターボという最近のヨーロッパの燃費向上スタイルに合わせた仕様となっている。
丸みを帯びてはいるが、運転席から感じるのはスクエア感。チョップドルーフのような細長く切られたウインド、真っ平らなダッシュボードなど、2代目で感じたフェミニンな装いは一切なくなった。
現代的なデザインではあるが、相当初代にこだわった造りになっている。これまで、2代目を敬遠してきた初代ファンも少しは納得してくれるのではないだろうか。
走りは、これまたボルボS60の時と同様、「走るのか?」というスペック上の印象を覆し、1.2+ターボは意外にイイ。
街中での信号待ちからのスタートダッシュも申し分なく、高速での追い抜き時の加速もまったく問題ない。しかも、そこそこ踏んできたのに、燃費が良いというのはさすがである。
こんな時代なだけに、そうそう乗り換えができない、少し長めに所有するつもりなら税金も安いので、ハズさないクルマ選びを考えるなら、エントリーしても良い一台かも。
VOLVO S60 [新車試乗]
すっかり梅雨模様の今日この頃。晴れたかな、と思えば、パラパラと降り注ぐ雨。。。しかし、湿度のせいか少しでも動くと、汗が出る、という嫌な季節。
ちょっとした晴れ間を利用して、向かったのは新横浜。そのお供は、ボルボのS60のDRIVe。
最近、ヨーロッパ車の流行りの一つとして挙げられるのが、ボディサイズやプレミアム感はそのままに、エンジンを小さくして、足りないパワーをターボなどの過給器で補うという手法。
このクルマも類にもれず、エンジンは1.6リッター+ターボを搭載したもので、僕らみたいに商売でしょっちゅうクルマを乗り換えるというよな人間でも、言われないと気づかないほど、ボディサイズとエンジンの出力がマッチしているのが妙。
5mを切るサイズではあるが、充分に存在感のあるミッドサイズセダンのS60だけど、1.6リッターで「ここまで走るんだ!」と思わせるほど、何のストレスも感じさせない、のがスゴイ。
気温は25度くらいと、車内では汗ばむほどの外気温だから、当然、エアコンはON。インテリアには、充実の装備が施され、車重は2トン弱。
このスチエーションで、数字だけで見れば不安な1.6リッターエンジン。出力は180psと書いてあるが、あくまでも卓上での数値に過ぎない。「ほんとに大丈夫??」という試乗のスタート。
一般道で首都高の入口を目指す。やや渋滞気味で、速度こそのらないが、スタート&ストップの連続。エアコンをはじめ、すべての機能を使っているせいか、出だしに若干のモタツキを感じるも、低回転域から反応するターボのおかげで、思うほどのストレスは感じない。
さて、首都高速に突入。真っ赤なボディのせいか、割り込みが気に入らなかったのか、今となっては旧型となるボクスターが噛みついてくる。。。
環状線は、縫って走るほど空いていない。湾岸線へと繋がるレインボーブリッジへの分岐から、少し踏めるようになったので、その実力を試す。
この型になってから、腰下の動きと、腰上の動きのばらつきがより感じられるようになった気がする。たぶん、実際は「曲がれる」のに、ドライバーには「大丈夫か?」と感じさせてしまう動き。。。この挙動が気になるものの、加速は抜群。さすがにボクスター君の瞬発力には敵わないものの・・・。
おそらく、法定速度での高速巡航では、相当燃費が良い。1.6リッターながら、80km/h巡航なら、思うほど回転数が上がらず、燃費を稼ぐマネージメントを行うプログラムのようだ。
新横浜の日産スタジアムに到着。関係者用の駐車場なので、ガラガラ。余裕の駐車(笑)。
普段あまり気にしていなかったのだが、一般の人はほとんど入ることがないフィールドへの入場口の脇には2011年のワールドカップメンバーのユニフォームが飾られていた。ファンなら、「よだれもの」なのだろうなぁ。
LEXUS GS 450h [新車試乗]
『クルマも、ラーメンも、一緒っ!!!(笑)』
日差しが日々強くなり、五月晴れというよりも初夏の陽気が続いている。今年も暑くなるのかなぁ…。
先日のBMWアクティブハイブリッド5と乗り換えたのは、同クラスに属するレクサスのGS450h。アクティブハイブリッド5が良い印象だっただけに、GSはどうなんだろう?
こちらもハイブリッドのシステム的には同じようなモノ。そして、コンセプトも似通っていて、ラグジュアリー性と経済性を兼ね備えている。
個人的な見解なのだけれど、レクサスのハイブリッドカーはすべてに共通して、近未来のコックピット、それはガンダムの世界を感じるのはボクだけだろうか。。。
トヨタ系の技術の粋を結集して開発された機器類、それを操るためのインターフェイス、どれをとっても、また見ても、日常をはるかに凌駕する未来感であふれている。
このGSのメーターも、片側、本来タコメーターが表示されるところはエコドライブメーターとなっており、スポーティサルーン風のデザインのエクステリアとは正反対に、エコな運転を求めてくる。
真正面から見ると、ガンダム感が全面に感じられる。このグリルがGSのウリらしいのだが、良くも見えるし…。
サイズ感は、運転していて、やや大きく感じてしまうが、これまでのGSよりも若干大きくなった程度で、LSなんかに比べると、はるかに小さい。先日のBMWアクティブハイブリッド5とほぼ同サイズではないだろうか。
最近のこうしたクルマには、バックビューモニターなるものが普通についているので、ナビ画面から切り替わった広報の映像を見ながら、そして車止めに向かっていけば、たいていの駐車場にはスムーズに入庫させることができるのは、便利だ。
エンジンは、V6の3.5リッター+ハイブリッドシステムとなる450h。一昔前は、この車名的な数字がエンジン排気量を示していたので、450hなら4.5リッター?と錯覚してしまいがち。BMWもそうだが、車名の数字と、エンジン排気量が最近では一致しないことが多いようで、紛らわしい。。。
さて肝心の乗り心地、つまりインプレ的なところなのだが、先に乗った車が悪いのか? はたまたこれがGSの実力なのか? という残念さが否めない。兎角、輸入車と比べること自体がナンセンスなのかもしれないが、ほぼ同価格の800万円クラスの車として、どーなのかという一抹の不安が残る。
というのも、後部座席というのは、どんなクルマも乗り心地に長けているものは少ないのだが、運転席にもそれが感じれらるというのはどーなのか? BMWからの乗り換え直後、という言い訳をしつつも、意外や意外に、ゴツゴツとした突き上げ感、フル電子制御を思わせるような挙動、終始フワフワとした浮いた感じの乗り心地は、個人的にはNG!だった…。
もちろん、そういうのが好きという人もいるので、「クルマとラーメンだけは、好みが分かれる」とは、このことで、買うときには当然、試乗するわけだから、これがいいという人には、とっても素敵なクルマなのだろう。
燃費に関しては、優秀で、3.5リッターという排気量と、インテリアにふんだんに搭載された豪華装備による車中の増加の割には、瞬間燃費計では10km/リッターを切ることがなく、高速走行でも、過激なアクセルワークをしなければ、15kmリッター以上の数値は楽に出るので、ハイブリッドカーとしては優秀な部類に入るはず。
BMW ActiveHybrid 5 [新車試乗]
『思ったより、燃費はイイのね!』
MINIに代わって、やってきたのはBMWの次世代ハイブリッドカーとしてラインナップされている、「ActiveHybrid 5」。BMWのミドルサイズ・セダンの5シリーズをベースに、ハイブリッドシステムを組み込むことで、BMWらしいエレガントさと環境を考慮しながらもハイパフォーマンスを発揮できる、というもの。
エンジンは、340psという高出力のツイン・スクロール・ターボチャージャー+バルブトロニック+ダブルVANOS+高精度ダイレクト・インジェクション・システムというBMWの最新技術をふんだんに盛り込んだ直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンに、40kWという出力の電気モーターが組み合わされている。
60km/hまでモーターで走れるので、いわゆるゼロエミッション走行が可能なのと、ちょっとした加速時や高速などでの追い越し時には、エンジンに加え、モーターによる出力アシストが加わるので、一味違う加速感を感じることができる。
これまでの、こうした高級セダンに付加されたハイブリッドカーは、気持ち程度の燃費向上しか実感できなく、車両価格的にも企業の税金対策、またはエセ・エコロジスト風の成金所有車という感じのイメージを受けがちだったが、ActiveHybrid 5は、まさにそんなイメージを払拭するように、燃費面でもキチンと数値を見せてくれた。
実際に走行した数値は、一般道で10~13km/リットル、高速走行を合わせると17km/リットル台と、燃費を意識しない走行で、高い燃費効率を発揮してくれた。
また、先の信号が赤だったり、一時停止や踏切といった事前に停止することがわかっている状況下で、アクセルを抜くと、エンジンがそれを感知し停止、モーターでの走行に切り替わる。よくあるアイドリングストップでは、停止して数秒、または車両が完全停止するまでエンジンが止まらないので、この点では、より燃費が良くなる。スタート時も、ブレーキを離すと同時にエンジンがかかるので、「え? もうかかってるの?」的なストレスのないアイドリングストップが、心地良かった。
ホイールは、こんなところも燃費を上げるためのデザインというほどのエアロデザインだが、意外とカッコイイ。
エクステリアのデザイン良し、燃費効率良し、とまさにBMWの思惑通りの印象となってしまうが、高級セダンとしての持ち味は全く損なわれていないし、走りたいときには十二分なパフォーマンスも発揮してくれる、さらに燃費が良い、と非の打ちどころがない。これで、価格は850万円+αというから、お買い得なのかも?