SSブログ
新車試乗 ブログトップ
前の10件 | -

【ベンツのレンタカー】最新モデルもレンタルできちゃう!? [新車試乗]

旅先での移動にレンタカーやシェアカーを利用する機会は多いと思いますが、
現地でも慣れ久しんだ愛車と同じ車種を乗りたい!なんてことありますよね。
この道、自分の車で走ったら気持ち良いだろうなぁ~、なんて。

Mercedes-Benz Rentはそんな思いに応えてくれるサービス。


もちろん、最新型のベンツに乗ってみたい、という人でもOK!


BF43A311-B4E7-44C4-AA79-25066983C4F2.jpg


場所を選ばず、気軽にメルセデスベンツの乗れる、をコンセプトにスタートしたのが、

「Mercedes-Benz Rent(MBレント)」なのです。


予約まではスマホで簡単な3ステップ!
1、まずはMBレントに会員登録。
2、クルマの予約と料金の支払い
3、現地で受け取りと出発


たったこれだけで旅行先でメルセデスベンツの最新モデルのレンタカーが乗れるというわけ。


特にメルセデスユーザーなら馴染みの深いメルセデスベンツの関連施設での貸し出しもあるからより身近に最新モデルが楽しめるというわけ。


貸し出し車両として用意されているのは、現在拡大中ではあるが、NGCC(ニュージェネレーションコンパクトカー)をメインに、エリアによってはSクラスやEQCなんてモデルまで用意されている。今回取材した東京・六本木にあるメルセデス・ミー東京には新型Aクラスに加えて、やっとユーザーにもデリバリーが始まったばかりというEQCが貸し出し車両として用意されていた。

87C97792-1BC5-48D6-868D-D86963679128.jpg


DAF4B7D3-A2C0-40DA-A394-519B314E11AF.jpg


EQCは販売台数の関係もあるし、かなりのレア車なので、走り去る姿や止まっている姿を見る機会があったにせよ乗る機会に恵まれることはほとんどない、と言って良いモデルなので、一度試してみたい、乗ってみたいという人にはオススメ。


7EF72C6B-F257-4F6D-A60D-FB908A6A6D37.jpg


メルセデスのレンタカーとはいえ、日本法律上は第三者が使用するレンタカーという届けになるからナンバープレートは「わ」がデフォルト。最新モデルで「わ」ナンバーと言うだけでも注目浴びてしまいそうだが、、、。


借り出してから返却までのプロセスは、通常のレンタカーサービスと同じで、返却場所近くでガソリンを満タンにして、貸し出し場所(返却場所)に行き、キーの返却と車両の点検を受けたら終了。


旅先で乗り慣れないクルマでドライブするよりも、慣れた愛車と同じモデルならどんな道だって安心だし、しかもメルセデスベンツという信頼感も伴ってくる。逆に、今回がメルセデスベンツに乗るのを初めてという人でも、メルセデスベンツの安定性と安心感、さらにはステイタス性を実感できるという誰にとってもウイン・ウインな状況というのもうれしい。


レンタル料金は、モデルによっては様々ではあるが、Aクラスで数時間のレンタルなら国産大手レンタカーサービスとほとんど変わらない料金設定というのもポイント!


現状では、貸し出し場所(返却場所)のエリア拡大中ではあるが、主要な空港、主要都市にあるメルセデス・ミー、主要観光ホテルなどでレンタルが可能となっている。


0C172C51-A137-4023-91D3-9D7CE8043964.jpg




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Mercedes-Benz A35 4MATIC Edition1 [新車試乗]

人気のAクラスにAMGモデルの新しいエントリーモデルが登場した。

【A35 4MATIC】は直近のアキニ分となるA45より若干ディフォルメされた性能と価格設定が魅力の1台。


7CC37DB0-6601-450F-85F3-8317384538DC.jpg


エンジンは、2リッターの直4ターボユニットで最高出力は306ps/400Nmを発揮するM260ユニットとなり、時期登場予定のA45 S 4MATIC+の421ps/500Nmと比べるとややディチューン気味に感じられる。


借り出したのは、そんなA35 4MATICの限定車となるEdition1。

こちらは、A35 4MATICにオプションとして用意される装備をふんだんにあしらった特別な1台。

エクステリアを彩るAMGモデルのアドバンスパッケージ。

路面状況に合わせて乗り心地を変えられるAMGライドコントロールサスペンション。

見た目をスパルタンに演出してくれるエアロパーツ、サイドのデカールなどを標準として装備している。


今回は、比較車両としてA180 Styleも同時に乗り出してみた。


5691C645-59BD-4700-AE87-389161DBA9AD.jpg


初見でも分かる通り、エクステリアからしてヤル気の違いがひと目で分かる。

エンジンもスタートボタンを押した瞬間からエキゾーストノートが違って、メルセデス・ベンツのエントリーモデルを担うエコで扱いやすいA180は、コンパクトカークラスらしい立ち上がり。

A35のほうは、AMGのエントリークラスというポジションから、エンジンの始動時からチューニングマインドを感じさせる野太いサウンドを奏でてくれる。


A35にいたっては、4WDの駆動方式となるので一般道でも高速道路でも中型車以上の安定感があるのと、オートマチックとなる変速機はAMGスピードシフトDCTが搭載され7速ATで俊敏な変則と、スピードにマッチしたギアが即座に選択されているので気持ちの良い走りを実感できた。


エキゾーストノートも気持ち良いので、ついついハンドルのパドルシフトで無駄にギアチェンジしたくなってしまうのも、ドライビングフィールを上げてくれる要因ではないかと思う。


メルセデス・ベンツとしても世界市場で力を入れているNGCC(ニュー・ジェネレーション・コンパクト・カー)というジャンルだけに、環境に優しいエコモデルから尖った大人のホットハッチまで用意しているということか。


1.3リッターの直4ターボを搭載するA180は、このサイズにしてこの走りという小排気量+ターボによってそこそこの実力を感じさせてくれるので、さすがメルセデスのAクラスという感想を抱かされた。


対して、A35はやはりAMGというスポーツ&チューニングの世界に長けたブランドだけに、節々にAMGのマインドを感じさせてくれる。たかが2リッターと思うなかれの300psオーバーな出力は、もはやクラス最強ではと思いたいくらいの実力を感じさせてくれる。


49750777-71CD-45A8-B197-910C8D98E1D2.jpg


もちろん、同クラスとは思えないくらいのプライスを掲げているところもAMGブランドで、A180に対しA35の価格差は実に約2倍近く、A35 4MATIC Edition1は743万円となっている(限定車)。


同じボディで、最強モデルとなるA45 S 4MATIC+の登場も待ち遠しいところ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Mercedes-Benz GLC 220 d 4MATIC [新車試乗]

昨日の「東京オートサロン2020」でなんとなくの2020年度のトレンドを感じてきたわけだけど、

やっぱり街中を見ていても実感できる「SUV」モデルの流行。

ついこの間までは、信号待ちで並べばプリウス、プリウス、プリウス、、、だったのがウソのよう。


やっぱり今年もSUV人気で行くのかな。


5CC6FC9B-6A22-41CE-9228-9AE103BCA41E.jpg


メルセデス・ベンツも意外とSUV人気モデルに力を入れている。

先日、ここでも書いた「GLE」はGクラスと並ぶ最高級SUVだけれど、メルセデス・ベンツだから

最高級モデルしか無いということはない。

2019年の10月に日本に上陸した新型GLCは、先代のバカ売れ状態にのっかるように満を持して登場。

先代GLCは、納車待ちのまま年を越しそうな勢いで、もちろん中古車市場でも人気沸騰とのことで、

なかなか手に入れるのが難しいモデルになっていた。

新型は、先代と同様に通常形状のSUVモデルとクーペ形状がラインナップされている。


GLCが日本で人気となった理由は定かではないが、おそらく日本の交通事情にマッチしたサイズ感、

それにメルセデスブランドであるというのが目下の推測。


049345D7-F0DA-40E2-A0D2-DC423AB952F2.jpg


実際に試乗してみると、一般道~首都高速~湾岸線アクアラインとどのステージも乗りやすく、

扱いやすいのは確か。年々、縮小傾向にある排気量もGLC220に搭載される2リッターディーゼル

も静かで穏やかな印象で、欲しい時の加速もターボで加給してかなりの加速力を得られている。


エンジンを掛けて驚くのは、その静かさ。ディーゼルエンジンのガラガラ音は最大限に抑えられて

「あれ?」これってディーゼルだよね?と自問自答してしまうほど。

昔々、ディーゼルの4駆に乗った時はアクセルをベタ踏みしてから、数テンポ置いてグ~ンと加速

してた頃を考えると、最新ディーゼルエンジンの凄さが身にしみる。


エンジンの縮小化にはいくつかのメリットがあって、

・まず税金が安い

・エンジン重量が軽い=総車両重量が軽い

・つまり低燃費

・もちろん、排出ガスの低減で環境に優しい

などがあげられる。逆にデメリットはなんなのかと考えてしまうが、大排気量車でゆとりのドライブを

楽しんでいた方々には、加速の物足りなさは隠せないのかもしれない。


7F456371-FF64-493D-85BB-9227D6CC4415.jpg


新型GLCは、Cクラスと同等のプラットフォームを使用することで格段に乗りやすくなったCクラスと

相当の乗り心地をSUVで実現している。だから、走破性を持ったCクラスなんて考えれば入りやすい。

次に車高が高いのでアイポイントが高く、普通のセダンなんかよりも先まで見渡せるというメリット

は危険の早期発見だけではなく、ゆとり運転に繋がって結果疲れにくいのが良い。


最後になってしまったが、乗り易さという面ではCクラスセダンを想像すればわかりやすい。

特に首都圏で使用するなら断然乗りやすい。都心部での取り回しやすさ、そして狭い駐車場でも、

空きスペースさえ見つければ駐車可能なサイズ感はこのクラス最大のメリットでもある。


もちろん、あの「ハイ、メルセデス!」のMBUXにも搭載しているから、iphoneのsiriみたいに

いろいろ話しかけることでAIが学習していき、オーナー好みのパートナーとなってくれる。

MBUXも日々進化を続けているから、どんどん利便性が上がり、見知らぬ土地に行った時や

調べ物をしたいときなど、融通の聞く相棒として本領を発揮してくれるはず。


4A7B2988-C61C-4895-A84F-018149176A43.jpg


・GLC220d 4MATIC 車両本体価格:690万円

付帯オプションを含む合計価格:864万1000円


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Mercedes Benz GLE 400d 4MATIC Sports [新車試乗]

今日は朝から品川でGLEを借り出して、とある雑誌の企画の撮影に向かった。

GLEというと、メルセデス最高峰にして最大級のサイズを誇るSUV。

スクエアデザインだった初代よりも現行のメルセデスデザインを配した

エッジにラウンドデザインを採用することで見た目はそれほど巨漢に

感じないが駐車時や渋滞でレーンを保たなくてはならないような環境下だと

「デカいなぁ」と感じさせるビックSUVだった。


F87CEC81-872D-4B15-A02B-157B1D39421F.jpeg


エンジンのスタートボタンを押して始動すると、「ハイ、メルセデス」で

お馴染みのMBUXが立ち上がり煌びやかなインストロメントパネルも立ち上がる。

Dレンジにするには、国産車のウインカー位置にあるシフトレバーをちょんと下げるだけ。

電動のサイドブレーキを解除したら走り出せる。


452A7C3C-B60C-4380-B400-CC78032EF3A2.jpeg


低回転域から力強い立ち上がりから大きさを感じさせない加速感がある。

エンジンは車名からも分かる通りクリーンディーゼルと搭載したモデルで、

直列6気筒にターボを組み合わせた3リットルユニット。


330馬力に70キロ近いトルクを発揮するから全域でスムーズな踏み応えで

ストレスなんて全く感じさせない。エンジン音も車内にいる限りはディーゼル独特な音は一切入ってこない。

トランスミッションは最新の9ATで、次々とシフトアップされていくからシフトショックは一切なし。


この大きさにして3リッターユニットだと、高速の加速時が気になるけれど、

不意の加速時もシフトダウンしながらターボ過給でスムーズに速度を増していく。


右ハンドル設定で日本の道路事情にはマッチしているのと、意外にも車幅感覚がつかみやすいので

都心部の道路でも取り回しは楽だった。

唯一、駐車場にスペース目一杯つかうボディサイズで「入りにくい」という感覚も、

360度モニターで見渡せるアラウンドビューとパーキングアシストで難なく駐車完了。

意外にも、一番気を使うシーンで楽をさせてくれる機能満載というのも嬉しい限りだった。


B96BBAEF-0298-4F30-B37B-52F6FD7A7FCF.jpeg


撮影車両の車両本体価格は一千万オーバーの11090000円。

付帯していたオプション装備品を含んだ総価格は、11366000円。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

ファンキーなHOTハッチで下町トリップ「AMG A45 4MATIC」 [新車試乗]

走る、曲がる、止まる。


そして・・・話す。


をキャッチコピーにした新型Aクラス。


MBUXはとっても便利な機能だと思うし、これからどんどん進化していくはず。
そんなAクラスの中でも、ひと際、主張が強いのがトップエンドに位置づけされるAMGモデルのA45。


大径ホイールに専用エアロ、よ~く見比べるとグリル違い、がエクステリアの大まかな違い。

しかし、同クラスのオーナーやAMGユーザーなら、ひと目で見分けがつくという。


そんなAクラスも今年2019年の3月に新型へとバトンタッチ。

新型AクラスのハイパフォーマンスモデルはAMG A35となるわけだが、

旧型となってしまう前にAMG A45 4MATICでさくら舞う都心をドライブしてみた。


1 (3).jpg

松屋銀座の時計台のある銀座4丁目交差点



真っ赤なボディカラーということもけれど、スタートボタンを押して始動するエンジンの抑揚するサウンドは、クルマに興味がなくなってしまったという都会の人々にも、

高揚感が伝染するのか・・・信号待ちでも視線を受けることもしばしば。


エンジンは、AMGシリーズにしては小排気量な直列4気筒DOHCに、ターボで過給して380馬力にまで出力を上げているから、

都心部でのスタートダッシュや加速感はハンパない!


7速のATは、フロアにシフトレバーとステアリングにあるパドルシフトで、好みのポジションへと変更ができる。


もちろん、一旦、Dレンジへレバーで変速後は、再び止まるまでは、パドルシフトで楽しむのが流儀!


またシフトレバーの脇にはATモード変換ボタンもあって、ノーマルであるコンフォートからスポーティモードのS、排気音も大幅にやる気なサーキットモードに近いS+へと、道路状況とドライブフィーリングでチョイスできるようになっている。


自分は通常時からSモードで走りたい!


まずは、ランチタイムで賑わう大手町へ。


ラグジュアリーなブランドの路面店やオープンなカフェが立ち並ぶ一方通行の丸の内仲通りには、A45の真紅のボディが映えまくっていた。


1 (4).jpg

丸の内仲通り



ここはひと目も多いので・・・

ついつい低速ギアで走りたくなる雰囲気(笑)。


やる気あるエキゾーストノイズのせいか、

フロントに光るスリーポインテッドスターのせいか、

信号のない横断歩道の歩行者も、

心なしか互いにストレスを感じさせない歩速で、

横断歩道を渡ってくれる。


しかし、近年のこのあたりはホントに、

ウォール街かシカゴなんかのビジネス街に、

景観が近づいている気がしてならないほど、

洗練されている。



数寄屋橋を抜け、晴海通りから築地方面へ。



築地も市場の移転などがあったのか?

と思わせるほど、まだ残っている場外市場は平日でも賑わっている。


勝鬨橋を渡ってすぐの橋のたもとを左折すれば、

どことなく懐かしい雰囲気に包まれる月島の下町商店街。

ここも再開発されているらしく、所々が歯抜けのようになり、

工事のため移転などの張り紙とともに工事用の外壁で囲まれはじめている。


やがて大きなビルの中に「もんじゃ焼き屋さん」も入居していくのだろうか・・・


さらに奥へと走ると、あの佃煮で有名な佃島へと入ることができる。

佃島には現在も江戸時代から続く佃煮の老舗が数店舗残り営業している。

徳川家康が江戸城で食べるために大阪から連れてきたという
佃煮職人たちのためのエリアだ。

昔と違い少量生産の貴重品だけに、昔ほど安価なものではなく、

むしろ老舗が代々の味を守ってきた高級品という扱い。


佃小橋は、鮮やかな朱色の橋でたもとに整備される公園、

古き良き下町の景観越しに、月島のタワーマンションが映える

タイムトリップ感ある景観が楽しめる場所。


いまは、このたもとに整備された公園の桜がちょうど満開を迎えていた。


1 (5).jpg



このレトロともアーバンとも言える不思議な景観にも、

真っ赤なボディカラーは抜群に映える。



クルマを止め、月島の老舗でもんじゃ焼きを頬張ると、

すでに数時間の時が流れていた。


1 (6).jpg


都心でもしっかりとトリップできるドライブが楽しめた。


nice!(1)  コメント(0) 

『Hi、Mercedes』から始まるデジタルカーライフ [新車試乗]

『はい、メルセデス』


CMでも話題の音声AIによる次世代デジタルカーライフを予感させるワード。


実際にどうなのか?


2月のある日、その機会に恵まれた。

MBUX(=メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)が、この「ハイ、メルセデス」を搭載したAIシステムの正式名称で、彼女(?)との会話はドライバーズシートに座り、スタートボタンを押した瞬間から始まる。


A01.jpg


本社からやってきたのは、ビビットな赤のボディカラーを纏ったAクラス。Aクラスと言うとメルセデスのエントリーモデル的存在なだけに、安価なモデルと想像してしまうが・・・。どっこい、MBUXを搭載したこのクルマは、500万円相当で乗り出し550万円にもなろうかという高級車。


まずは、備え付けられたMBUXへアプローチする4つのインターフェイスを使って『はい、メルセデス』ってやつを試してみた。1つ目は走行中でも気を取られずに済むサンバーザー付近に備わるマイク、2つ目はマルチファンクションが搭載されたステアリングのボタンから、3つ目はコマンドシステムと共有するPCのマウスとトラックパッドが一体化したセンタコンソールの延長線上から、4つ目はダイレクトにナビのモニターから。




iphoneなどを使っている人ならMBUXにアプローチするのは容易だと思う。iphoneでいうところのsiriがこのMBUXみたいなものだ。つまりユーザーのオーダーやニーズに応えてくれる音声認識システム、それがキモとなるのだ。


目的地をナビ入力ではなく、MBUXにまかせてみる。「はい、メルセデス!筑波山へ行きたい!」数秒も待つことなく「ご希望の目的地を番号で答えてください」と彼女は言う。1~4番までリストアップされた目的地から行きたい場所を選び「1番!」というと、ナビが自動設定され、目的地までのナビゲーションが始まる。


本社のある品川シーサードからだと、首都高速経由で常磐道というのがルート。近くのICから首都高へ。


ここでドライブにちょっと付加価値を付けてみる。「はい、メルセデス!ラーメンが食べたい!」すると、モニター上に付近のラーメンを取り扱うお店のリストが!もっとも、高速道路上にいるのでわざわざ途中下車するまでもなく、常磐道上のSAをチョイスして食することに。


A02.jpg


ここまでは、これまでのナビゲーションシステムが音声入力で進化したように思える。ただ、サンバーサー付近に備わるマイクは常時音声を拾っているので、ちょっとした会話の中で・・・「この前のメルセデスのCLSかっこよかったね?」という会話のなかの「メルセデス」を拾って「どうしますか?」などと聞かれることもしばしば・・・。


S__778270.jpg


近未来を想像させるデジタルカーライフのほんの入口に過ぎないのかもしれないが、あるとないでは大違い、というのも事実。下手にナビ操作に注視し過ぎたり、運転が上の空になりがちならば、是非にも導入しておきたい最新システムかもしれない。


A03.jpg

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

VW The Beetle [新車試乗]

beetle_03.jpg

今年に入って、月イチくらいのペースで訪れている「つくば」。

十数年前までは、ディレクションしていた雑誌の撮影で、月に2度3度と来ていたけれど、それから時は流れ、再び来るようになるとは、思ってもいなかった。

学園都市と名付けられている通り、当時から大学のキャンパスや宇宙系の研究施設などが点在していて、街の中心は若々しい雰囲気。

それにもまして、最近では、おそらく著名なデザイナーが手掛けたと思われる店舗が多くなってきていて、イタリアン、フレンチ、メキシカンなどなど、小洒落た店舗が軒を連ねている。しかも、どこも「美味しい」というのもポイント。ランチタイムには、小洒落たお店に、流行のクルマが並び、不景気はどこへやらと、活気を感じさせてくれる。

beetle_02.jpg

早朝からやってきたので、午後にはひと仕事終え、オンタイムでランチにありつけた。

beetle_05.jpg

やってきたのは、森の中にポツンと建つ、まるでトトロの家のような雰囲気のイタリアン店。選りすぐりの食材を使ったランチは、大人気らしく、お昼前から女性陣が詰めかけ、駐車場は満車状態。訪れるクルマもレクサスやアウディなど、ハイソ感たっぷり。

beetle_06.jpg

2度目というのに、「特製サラダです、お召し上がりください!」と、他のテーブルとは違ういろどりのサラダを出してもらう。生ハムのサラダに、トマトの冷スープと前菜にしては、ボリュームたっぷり。

beetle_07.jpg

サーモンとほたてのクリームパスタは、前回、食べたかったけど違うメニューにしてしまったので、あらためて注文した一品。あっさりとしながらも、サーモン、ほたてそれぞれに味があり、シャキシャキのアスパラがアクセントとなるパスタ。

昨今、食にかけられる経費というのも、締め付けが厳しく、なかなかこうして美味しいランチを楽しめることも少なくなってきた。そんな中での、仕事終わりのひと時を久々の美味しいランチで満喫できた。

beetle_08.jpg

で、ビートル。今回で、3代目となるのだが、初代はあのナチスのヒトラーが開発させ、国民的大衆車のベンチマークとなった世界でも親しまれたクルマ。その数十年後に復活した2代目は、ゴルフをベースにフェミニンでユニークな装いで登場。どこか男っぽいイメージのあるVW車に、彩りを添えて女性に人気の車種となったにもかかわらず、本国の本社では“不評の嵐”であった。それを払拭するように、ボーイッシュに一新された3代目は、見た目は2代目と相変わらないように見えるが、随所に男っぽさが演出されている。ただ、エンジンは1.2リッター+ターボという最近のヨーロッパの燃費向上スタイルに合わせた仕様となっている。

beetle_01.jpg

丸みを帯びてはいるが、運転席から感じるのはスクエア感。チョップドルーフのような細長く切られたウインド、真っ平らなダッシュボードなど、2代目で感じたフェミニンな装いは一切なくなった。

beetle_04.jpg

現代的なデザインではあるが、相当初代にこだわった造りになっている。これまで、2代目を敬遠してきた初代ファンも少しは納得してくれるのではないだろうか。

走りは、これまたボルボS60の時と同様、「走るのか?」というスペック上の印象を覆し、1.2+ターボは意外にイイ。

街中での信号待ちからのスタートダッシュも申し分なく、高速での追い抜き時の加速もまったく問題ない。しかも、そこそこ踏んできたのに、燃費が良いというのはさすがである。

こんな時代なだけに、そうそう乗り換えができない、少し長めに所有するつもりなら税金も安いので、ハズさないクルマ選びを考えるなら、エントリーしても良い一台かも。


nice!(5)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

VOLVO S60 [新車試乗]

volvo v6003.jpg

すっかり梅雨模様の今日この頃。晴れたかな、と思えば、パラパラと降り注ぐ雨。。。しかし、湿度のせいか少しでも動くと、汗が出る、という嫌な季節。

ちょっとした晴れ間を利用して、向かったのは新横浜。そのお供は、ボルボのS60のDRIVe。

最近、ヨーロッパ車の流行りの一つとして挙げられるのが、ボディサイズやプレミアム感はそのままに、エンジンを小さくして、足りないパワーをターボなどの過給器で補うという手法。

このクルマも類にもれず、エンジンは1.6リッター+ターボを搭載したもので、僕らみたいに商売でしょっちゅうクルマを乗り換えるというよな人間でも、言われないと気づかないほど、ボディサイズとエンジンの出力がマッチしているのが妙。

5mを切るサイズではあるが、充分に存在感のあるミッドサイズセダンのS60だけど、1.6リッターで「ここまで走るんだ!」と思わせるほど、何のストレスも感じさせない、のがスゴイ。

volvo v6002.jpg

気温は25度くらいと、車内では汗ばむほどの外気温だから、当然、エアコンはON。インテリアには、充実の装備が施され、車重は2トン弱。

このスチエーションで、数字だけで見れば不安な1.6リッターエンジン。出力は180psと書いてあるが、あくまでも卓上での数値に過ぎない。「ほんとに大丈夫??」という試乗のスタート。

一般道で首都高の入口を目指す。やや渋滞気味で、速度こそのらないが、スタート&ストップの連続。エアコンをはじめ、すべての機能を使っているせいか、出だしに若干のモタツキを感じるも、低回転域から反応するターボのおかげで、思うほどのストレスは感じない。

さて、首都高速に突入。真っ赤なボディのせいか、割り込みが気に入らなかったのか、今となっては旧型となるボクスターが噛みついてくる。。。

環状線は、縫って走るほど空いていない。湾岸線へと繋がるレインボーブリッジへの分岐から、少し踏めるようになったので、その実力を試す。

この型になってから、腰下の動きと、腰上の動きのばらつきがより感じられるようになった気がする。たぶん、実際は「曲がれる」のに、ドライバーには「大丈夫か?」と感じさせてしまう動き。。。この挙動が気になるものの、加速は抜群。さすがにボクスター君の瞬発力には敵わないものの・・・。

おそらく、法定速度での高速巡航では、相当燃費が良い。1.6リッターながら、80km/h巡航なら、思うほど回転数が上がらず、燃費を稼ぐマネージメントを行うプログラムのようだ。

volvo v6001.jpg

新横浜の日産スタジアムに到着。関係者用の駐車場なので、ガラガラ。余裕の駐車(笑)。

volvo v6004.jpg

普段あまり気にしていなかったのだが、一般の人はほとんど入ることがないフィールドへの入場口の脇には2011年のワールドカップメンバーのユニフォームが飾られていた。ファンなら、「よだれもの」なのだろうなぁ。


タグ:ボルボ S60 drive
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

LEXUS GS 450h [新車試乗]

LEXUS GS002.jpg

『クルマも、ラーメンも、一緒っ!!!(笑)』

日差しが日々強くなり、五月晴れというよりも初夏の陽気が続いている。今年も暑くなるのかなぁ…。

先日のBMWアクティブハイブリッド5と乗り換えたのは、同クラスに属するレクサスのGS450h。アクティブハイブリッド5が良い印象だっただけに、GSはどうなんだろう?

LEXUS GS001.jpg

こちらもハイブリッドのシステム的には同じようなモノ。そして、コンセプトも似通っていて、ラグジュアリー性と経済性を兼ね備えている。

個人的な見解なのだけれど、レクサスのハイブリッドカーはすべてに共通して、近未来のコックピット、それはガンダムの世界を感じるのはボクだけだろうか。。。

トヨタ系の技術の粋を結集して開発された機器類、それを操るためのインターフェイス、どれをとっても、また見ても、日常をはるかに凌駕する未来感であふれている。

このGSのメーターも、片側、本来タコメーターが表示されるところはエコドライブメーターとなっており、スポーティサルーン風のデザインのエクステリアとは正反対に、エコな運転を求めてくる。

LEXUS GS006.jpg

真正面から見ると、ガンダム感が全面に感じられる。このグリルがGSのウリらしいのだが、良くも見えるし…。

LEXUS GS005.jpg

サイズ感は、運転していて、やや大きく感じてしまうが、これまでのGSよりも若干大きくなった程度で、LSなんかに比べると、はるかに小さい。先日のBMWアクティブハイブリッド5とほぼ同サイズではないだろうか。

最近のこうしたクルマには、バックビューモニターなるものが普通についているので、ナビ画面から切り替わった広報の映像を見ながら、そして車止めに向かっていけば、たいていの駐車場にはスムーズに入庫させることができるのは、便利だ。

LEXUS GS003.jpg

エンジンは、V6の3.5リッター+ハイブリッドシステムとなる450h。一昔前は、この車名的な数字がエンジン排気量を示していたので、450hなら4.5リッター?と錯覚してしまいがち。BMWもそうだが、車名の数字と、エンジン排気量が最近では一致しないことが多いようで、紛らわしい。。。

LEXUS GS004.jpg

さて肝心の乗り心地、つまりインプレ的なところなのだが、先に乗った車が悪いのか? はたまたこれがGSの実力なのか? という残念さが否めない。兎角、輸入車と比べること自体がナンセンスなのかもしれないが、ほぼ同価格の800万円クラスの車として、どーなのかという一抹の不安が残る。

というのも、後部座席というのは、どんなクルマも乗り心地に長けているものは少ないのだが、運転席にもそれが感じれらるというのはどーなのか? BMWからの乗り換え直後、という言い訳をしつつも、意外や意外に、ゴツゴツとした突き上げ感、フル電子制御を思わせるような挙動、終始フワフワとした浮いた感じの乗り心地は、個人的にはNG!だった…。

もちろん、そういうのが好きという人もいるので、「クルマとラーメンだけは、好みが分かれる」とは、このことで、買うときには当然、試乗するわけだから、これがいいという人には、とっても素敵なクルマなのだろう。

燃費に関しては、優秀で、3.5リッターという排気量と、インテリアにふんだんに搭載された豪華装備による車中の増加の割には、瞬間燃費計では10km/リッターを切ることがなく、高速走行でも、過激なアクセルワークをしなければ、15kmリッター以上の数値は楽に出るので、ハイブリッドカーとしては優秀な部類に入るはず。


nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

BMW ActiveHybrid 5 [新車試乗]

AH02.jpg

『思ったより、燃費はイイのね!』

MINIに代わって、やってきたのはBMWの次世代ハイブリッドカーとしてラインナップされている、「ActiveHybrid 5」。BMWのミドルサイズ・セダンの5シリーズをベースに、ハイブリッドシステムを組み込むことで、BMWらしいエレガントさと環境を考慮しながらもハイパフォーマンスを発揮できる、というもの。

エンジンは、340psという高出力のツイン・スクロール・ターボチャージャー+バルブトロニック+ダブルVANOS+高精度ダイレクト・インジェクション・システムというBMWの最新技術をふんだんに盛り込んだ直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンに、40kWという出力の電気モーターが組み合わされている。

60km/hまでモーターで走れるので、いわゆるゼロエミッション走行が可能なのと、ちょっとした加速時や高速などでの追い越し時には、エンジンに加え、モーターによる出力アシストが加わるので、一味違う加速感を感じることができる。

AH01.jpg

これまでの、こうした高級セダンに付加されたハイブリッドカーは、気持ち程度の燃費向上しか実感できなく、車両価格的にも企業の税金対策、またはエセ・エコロジスト風の成金所有車という感じのイメージを受けがちだったが、ActiveHybrid 5は、まさにそんなイメージを払拭するように、燃費面でもキチンと数値を見せてくれた。

実際に走行した数値は、一般道で10~13km/リットル、高速走行を合わせると17km/リットル台と、燃費を意識しない走行で、高い燃費効率を発揮してくれた。

AH04.jpg

また、先の信号が赤だったり、一時停止や踏切といった事前に停止することがわかっている状況下で、アクセルを抜くと、エンジンがそれを感知し停止、モーターでの走行に切り替わる。よくあるアイドリングストップでは、停止して数秒、または車両が完全停止するまでエンジンが止まらないので、この点では、より燃費が良くなる。スタート時も、ブレーキを離すと同時にエンジンがかかるので、「え? もうかかってるの?」的なストレスのないアイドリングストップが、心地良かった。

AH05.jpg

ホイールは、こんなところも燃費を上げるためのデザインというほどのエアロデザインだが、意外とカッコイイ。

AH03.jpg

エクステリアのデザイン良し、燃費効率良し、とまさにBMWの思惑通りの印象となってしまうが、高級セダンとしての持ち味は全く損なわれていないし、走りたいときには十二分なパフォーマンスも発揮してくれる、さらに燃費が良い、と非の打ちどころがない。これで、価格は850万円+αというから、お買い得なのかも?


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車
前の10件 | - 新車試乗 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。