先日の続きです…

大型台風の去った翌日、大渋滞に巻き込まれながらの撮影。
もうヘトヘトの状態ながら、アイドリングストップ付きの日産ラフェスタ・ハイウェイスター(マツダのプレマシーのOEM車)から、箱根は芦ノ湖スカイラインで、乗り換えたのは、エコカーから一転して、本格的スポーツカーのポルシェ911カレラS。

そういえば、このところハイパワー車のほとんどは、ステアマチックやセミオートマが多くなってきたせいか、マニュアル車なんて久しぶり…なんて思い、少々不安はあったのだが、いざエンジンをかけてクラッチを踏み、右手(めずらしく左ハンドル仕様)で1速へシフト、おぼつかないと思われていたクラッチ操作は、意外と体が覚えているんですねぇ。

難なく走り出すと、あとはいつものドライビングスタイルへとスムーズに体が反応してくれる。

2速→3速→4速へとシフトアップしていくと、次なるコーナーが現れる。

4→3→2とシフトダウン。
リアシートの奥から聞こえる軽快かつ独特なエンジン音。
そして、この吸い付くように地面を這う感じがポルシェならでは。

高速でのクルージングも、こと997モデルになってからは安定の一歩をたどっていた911だけれど、こうして改めて、ワインディングを攻めてみと、やはりコーナリング性能も最高!

クルマを操ることの愉しさを実感させてくれる。

ポルシェは、いつ乗っても、そしてどのモデルに乗っても、どこか通ずるモノがあり、操作に困らないのがイイ。スタイルや機能は日々進化し続けているのだが、それぞれのモデルにファンがいて、独自のこだわりでポルシェを愛でる人の気持ちもよくわかる。