中高年にも大人気のトヨタの86にちょいワルな大人の特別仕様車が抽選で買える!?


特別仕様車 GT“BLACK LIMITED”




エコカーやミニバン以外のジャンルで唯一、売れている人気車である86。往年のAE86のリバイバル作として、当時まだ子供だった中年層のファンや、ブーム真っ只中だったけど『買えなかった』、『乗れなかった』という中高年層があえて大人買いしてしまうスポーティカー。


当時と違うのは車名で、カローラ・レビンとスプリンター・トレノという正式名称で型式がAE86だったのに比べて、現代版は86とそのまんまなところ。


かの有名なマンガである『頭文字(イニシャル)D』の主人公の藤原とうふ店の息子である藤原拓海が父親から譲り受けたAE86を愛機にして、地元の峠道・榛名山を舞台に活躍する峠バトルがスプリンター・トレノを一躍有名にした。パンダ・トレノなんていう愛称まで生まれたほど、若者から走り好きのおじさんまでもが熱狂した作品。


そこから時代的にワンクッションあっての86の登場であったが、プロモーション時には大いに盛り上がった。そして現行86の一番の違いは搭載するエンジン。今となってはトヨタグループの傘下にあるスバルとの共同開発ということもあって、搭載されているエンジンは水平対向の4気筒エンジン。このエンジンのおかげで現行86は重量バランスの優れたマシンに仕上がったといっても過言ではない。


近い将来、この水平対向エンジンから別のエンジンを搭載するなんていう噂もチラホラとあるが、現状、この水平対向エンジンはもっとも86にパフォーマンスを与えている名機と言っていいだろう。


そんな86に、ちょいワルな大人たちを魅了する特別仕様車が登場した。しかし、この特別仕様車はなんと、86台の限定車でしかもwebにて商談申し込みをして、抽選での販売という経路をたどる激レアモデル。



【特別仕様車 GT“BLACK LIMITED”】は、AT車、MT車それぞれ43台の合計86台のみの販売。

申込方法は、2020年3/12の13:30~4/16までの約1ヶ月間、特設商談サイトにて。


特別商談サイトはこちら←


厳選なる抽選の上、当選者には特設事務局より連絡があり、申込時に選択した販売店で商談して購入できるというもの。


フローチャートにするとこんな感じ↓

特別商談サイト⇒商談申し込み⇒抽選⇒当選⇒販売店にて商談⇒5/21販売⇒納車


とにかく特設の商談申し込みができるサイトにアクセスすることから始まる!


その名の通り、エクステリアもインテリアもイメージカラーのブラックで装飾されたモデルで、GTグレードをベースにボディカラーはクリスタルブラックシリカ、艷やかな銅色のブロンズカラーをあしらった秘めたる何かを感じさせる。これは、AE86の最終モデルに設定された最後の特別仕様車GT-APEXのブラックリミテッドを想起させる仕様で、往年のファンならこみ上げるものがあるはず。



↑1986年の1月に400台の限定で発売されたAE86トレノの“ブラックリミテッド”
あの頭文字Dの白黒のパンダカラーも良いが、何かを期待させるようなブラック一色もいい感じだ。


ブラックのボディカラーに映えるブロンズの17インチ専用アルミホイール。そのホイールのスポークの間からは、スーパースポーツカーでも有名な真っ赤なキャリパーのbrembo製17インチブレーキシステム。リアスポイラーを始めとする専用エアロ。さらには、フロア下にアンダーカバーまで配したスポーティー色の強いモデルとなっている。




インテリアも一段とそそる装飾がされている。ブラック1色に統一されたインテリには助手席前のインパネに専用ロゴ“BLACK LIMITED”をあしらった刺繍。シートには本革とアルカンターラを使用した表皮。フロントシートはシートヒーターも装備する。ワンランク上の装飾を施して特別感を演出している。






トヨタ86 特別仕様車 GT“BLACK LIMITED





6速MT車

381万8600円(税込み)




6速AT車

358万6000円(税込み)