CMでも放映中の“大人しくない、大人に、ショートプレミアム”のトヨタ・ブレイドに乗った。。。

第一印象は、よく走るハッチバック。ヴィッツよりひと回り大きなボディではあるが、取り回しの良いコンパクトサイズ。運転席に座ると、着座位置(座った時)の高さからミニバン的な視界と視点。インパネ中央のセンターコンソールから生えたシフト、などなど、どれをとっても運転しやすい。

何よりも、このサイズで167psの2.4ℓエンジンは、思ったよりも「走る」。着座位置や視点の高さとは裏腹に、意外とシッカリと走ってくれる足まわりもイイ感じ。ただ、このあたりはトヨタのクルマらしい、と言っては何だが。。。

気になったのは、CM等のキャッチフレーズにもなっている「大人しくない、大人に…」。先行発売されたオーリスと比べると、所々に趣向が凝らされているから、TOYOTA的にはクオリティは良いのだろうが・・・。メーターフードとドアトリムに張り巡らされたバックスキンと思わせる素材は少々残念さは否めないかも。まぁ、ベースグレードで224万7000円、上級グレードで256万2000円と、ほど良い価格帯を考えれば、何でもついて“この値段”なら納得できる。試乗車に装着されていたバックモニター付きのナビ(ブルートゥース対応)など、先日のエスティマ並みのハイテク満載装備を付ければ、さらに納得である。