会社再生法により、株式の国有化から“ガバメント・モーターズ”なんていわれ始めてしまったGMことゼネラル・モーターズから、今夏(本国)モデルとなる新型車がデビューする。
 世界的な不況下で、HV(ハイブリッド車)や、最近ではEV(電気自動車)に注目がおかれる中で、古き良き時代を思い出させてくれるアメ車には、まだまだ頑張ってほしいものだ。

 既存のクロスオーバーモデル『SRX』には、なんと3万ドルからエントリーモデルが追加されるほか、ちょっと個人的に注目なのが、CTSのスポーツワゴンモデルだ。CTSのラグジュアリーなデザイン性はそのままに、ラゲージ(荷室)スペースをワゴン化によって約2倍となったスポーツワゴンは、セダンやクーペの多いラインアップに、ひと華咲かせてくれそうだ。

 『CTSスポーツワゴン』の日本市場での発売は、早くて今年の冬頃ということだから、少々待ち遠しい。『SRX』のエントリーモデルは来年以降の予定という。