このところ特に気になっているのが『ポルシェ』。それも911。以前は、あまり気にもしていなかったクルマ。それは、実用性だったり、スタイルだったり・・・実は高嶺の花ならぬ高値の華だったせいかもしれない。それが、急に気になってきたワケは・・・

これまで、一般道から高速道路までガンガン走っていたわけではない。それっぽいスポーティカーにも乗ったことはある。でも、クルマの性能よりもむしろ『雰囲気』みたいなものを重要視していたためである。もちろん、自分が運転席に乗って、行きたいところへ行く、そのスタンスはどんなクルマに乗っても変わらない。居住性が良く、居心地が良いのは自分にとって最重要項目だ。ところが、最近のクルマは、この最重要項目であった『居心地』という面では、どのクルマもクリアしてしまう。自分だけの占有空間にエンターテイメントまで用意されるほどだ。もちろん、愛機はそういう面も持ち合わせている、ではなぜポルシェなのか・・・それは、完全無比の運動性能・・・これをおいてない。つまり、996からのモデルはほしかった居住空間にプラスして、飛躍した運動性能を持ち合わせた願ったり叶ったりのクルマだったのだ。それを再確認(いまさら?)したのが、この996の40周年記念車を試乗したときだった。。。

何の気なしに乗ったポルシェ。昨年にも同様に試乗する機会に恵まれていたのだが、当時は「高級スポーツカー」だから・・・という概念が先行し、灯台下暗し状態だった。それが、愛機である300CE3.4AMGの素晴らしいまでの仕上がりを乗ってしまったら最後、居住空間+αを求めるようになってしまった。その欲求をみたしてくれるのが、どうやらポルシェだったようだ。。。もちろん、この先ももっと良いクルマに出会う可能性は高いし、このような怪物を所有する財力も持ち合わせてはいない。。。でも、この麻薬のような加速感と安定性は。。。きっと、ポルシェに乗ったら免許の点数が何点あっても足らないだろう。。。ちょっとコンビにも、気を使うんだろうなァ。。。などなど、妄想は止まらない!