ひょんなことから増車されたのがスズキのエブリィ(バン)。

平成28年モデルで2回目の車検を通したばかりのDA17Vという型式。


うちに来てから約1ヶ月の時が経過した。


はじめは軽自動車とナメていたけれど、

これが意外に使い勝手が良いのと、機動性に優れていて気に入っている。


しかし、年の瀬が迫った30日に右側のヘッドライトが切れてしまい、

片目のまま歳を越してしまった。


大手カーショップも今年は3日からと営業が遅かったため、

今日、ヘッドライトバルブを手に入れ、その足で交換することに。




クルマをイジるなんて何年ぶりだろうか、、、



最近のクルマはメンテナンスフリーは当たり前で、

アフターパーツの交換なども下手にやると、

警告ランプ発動の恐れがあったりと、

ノーマルで乗るのが当たり前の世の中になってきた。


しかし、この軽自動車の世界は意外にもたくさんのアフターパーツがいまだに売られていて、

交換してカスタムして楽しむ人も多いのだとか。


今回はカスタムではないけれど、

ヘッドライトのバルブと、ポジションランプのLED化に挑戦してみた。


ネットの情報では、エブリィの場合はバンパーまで外す大仕事なので

作業時間は2時間くらいはかかると書かれていた。


バルブなどの買い物時間も考えて、珍しく午前中から行動開始!




昨晩にネットで交換に必要な工具と、交換のやり方を見ておいたので

不安はなかったものの、このエブリィという車種はボンネットを開けるだけでは

ヘッドライトバルブの交換はできないという。



まずは、ボンネットを開けてから作業を始める。



一見して、このままでもヘッドライトにアクセスできそうだけれど、

ネットの情報通りでバンパー部を外さないと、一番下のボルトを外すことができなかった。



ブルーシートを引いて、バンパー下にあるバンパークリップを左右で6カ所外す。

さらにフロントフェンダーとの接合部にある2ヶ所(左右で4カ所)のクリップとネジを外す。

樹脂製のバンパー部とボディとの接合部にあるフックを外す。


すると、バンパーが開放状態になるので、覗き込むようにしてエアダクト付近にある

ボディとの接合部分であるクリップを外してやる。




これで大きなバンパーが外れる。

サーモスタットのような部品が外れにくく、

こんな感じで中途半端な外し方になってしまったが、

作業には影響なさそうなので、そのまま進めていくことにした。



ヘッドライトのユニットは、上部に1ヶ所、中段に1ヶ所、下部に1ヶ所の合計3ヶ所の

+ネジを外せば、バルブ部分にアクセスできるようになった。


これも経年変化のため、カプラーを外しにくいところがあって全外しができないまま

作業を進めることに。



上部の黒いのがヘッドライトバルブ。手前の赤いのがポジションランプ。

ブルーの線がついているのがウインカーランプ。



今回は、せっかくなのでポジションランプもLED化してみた。




ポジションランプはカプラーをぐりぐりと左右に揺らしたら簡単に外れた。





これがポジションランプのLED球。




ノーマル球は、また切れてしまった時のことを考えて保存しておくことに。





右が交換するハロゲンバルブ。国産のメーカー品なら加工なしに交換するだけ。


本当はLED化したかったのだけれど、LED球の場合、バルブの下部に熱効率を下げるための

ファンがついていてバルブ自体がかなり大きくなっていて、加工が必要でめんどくさそうだったのと、

価格もそれなりに高く、気軽に交換という感じではなかったので、

今回は、新年のセール品だったハロゲン球で我慢(笑)




こちらがハロゲンヘッドライトに交換した方。

右下のポジションランプはLED球。




こちらは切れていなかったノーマルのヘッドライトとポジション。

やや暖色系で思ったよりも暗く感じる。




わかりづらいけれど、左が交換した白色のヘッドライト。

右はノーマル。


こうして比べると、交換した甲斐がある。


作業時間は約1時間ほどで、ネット情報の2時間の約半分で完了。

ボンネットクリップの着脱には慣れが必要だけれど、

初めてにしては、意外に早く済んだのではないかと(笑)。




ポジションランプのLED化は目立つのと、かなり明るいので満足度が高かった。





ヘッドライトは、見た目の青白さで明るそうに感じたのだが、、、

実際に走行してみると、最近のLED街頭と明るさが被ってしまい

肉眼ではそれほど明るい印象はなかったのが残念。



やっぱり流行りのLEDが良いのかなぁ、、、



しばらくこれで走ってみて考えよう。