SSブログ

Alfa Romeo Giulietta [新車試乗]

alfa.jpg

発売から約3か月が経ったコガネムシ…のようなデザインとなった3代目ジュリエッタ。エコカー減税も適用され、さらに注目度の高いモデル。

3代目といっても、その歴史は深く、昨今ようなモデルチェンジスパンで制作されたものとは違い、いわゆる傑作の現代版というネーミングを復活させたもの。ちなみに、初代は1954年、二代目は1977年に制作されており、2代目からは実に、33年というブランクがある。

このジュリエッタ、子供の頃にあったスーパーカーブームで、フロントにおかれたエンブレムが強烈な印象で、外車というとアルファロメオ、といっていた記憶がある。なかでも、初代は好きだった。二代目からは、カクカクとしたデザインの世代となり、アルファ75やアルファ155くらいまで、デザインの基礎となっている。

このジュリエッタを借り出して、出かけたのはアクアラインから木更津。

ジュリエッタには、3モデルが用意されていて、エントリーモデルとなるのはスプリントの318万円。次にコンペティチオーネの358万円。最上級となるのは、クワドリフォリオ・ヴェルデが388万円となっている。

乗ったのは、中間グレードとなるコンペティチオーネ。1.4リッターという小排気量だが、マルチエアーターボと呼ばれる過給器が付加されているので、同クラスであるマーチやヴィッツとは比べ物にならないくらいに速い。

驚くのは、ターボという過給器にありがちなラグがほとんど感じられないことと、意外と低速域からターボが立ち上がるので、ほぼ全域で小排気量ということを、まったく感じられないこと。

また、インテリアもレーシーなつくりで、この速いエンジンとのマッチングがいい。エキゾーストも太めのサウンドチューンが施されていて、アルファらしく、ドライビングが楽しめる仕様となっているのがうれしい。

やや小さく感じてしまうデザインだが、全長は4350㎜と短いものの、全幅は1800㎜としっかり存在感のある大きさ。

木更津までの湾岸エリアを周遊してきたわけだが、小さくてもハイパワーなエンジン、最新の6速ATの操作感の良さなど、かなり走りを意識できるモデルだった。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

MINI COOPER COUPEFIAT 500 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。