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【ランボルギーニのマスク】さすがランボ!やることが違う [Mutter]

全世界を揺るがすパンデミック。。。


世界的なブランド・メーカーが数多く存在するイタリアはヨーロッパの中でもより深刻な事態を迎えている。そんな中、医療メーカーや高級品のブランド・メーカーまでもが事態に対応し始めている。日本では有名どころでシャープや富士フイルム、アイリスオーヤマなどが挙ってマスク生産に転じて独自にリリースを行い始めた。政府からの補助金を得ながらも急ピッチで増産体制に入っているのだとか。


現地イタリアでも装飾ブランドなどが同じ様にマスクの生産を始めているという。グッチやイヴ・サンローラン、バレンシアガもマスク生産に着手していて、ファッションに敏感な人は「どうせ付けるなら・・・」と参考にしている人もいるのでは。またプラダも現在、ブラウスやシャツなどの生産ラインを一部変更してマスクを生産している。いずれもブランドがブランドなだけに、これまではありふれていた不織布のマスクとは一線をかくしているため、1枚あたりの単価はそこそこ高価なものになりそだけれど、、、


残念ながら一般販売はしないそうだ。


どのブランドも世界的な医療用マスク不足に、政府と連携して医療機関となる病院に寄付するためのものだそうだ。日産できる枚数や納品先などは明らかにされては居ないが、不織布のような素材で使い捨てできるものからそれぞれがもつノウハウによって製造される再利用できる素材のものまで様々なマスクが検討されている。


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クルマ業界ではおそらく初となるのが、世界屈指のスーパーカーブランドであるランボルギーニ製のマスク。ランボルギーニもこのパンデミックな事態に手を差し伸べるべく、不足中の医療品であるマスクの生産を始めたという。


各種ブランドが制作するマスクは基本構造は医療用マスクではあるが、それぞれデザイン性やカラーバリエーションが独自のデザインとなるほか、上の写真のようにマスク1枚1枚にブランドタグが施されているのも特徴。こんな自体の時にステイタス性もなにもあろうはずはないが、ブランド・メーカーは発する商品なだけにある程度の主張はあるはずだ。


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支援活動中は本社をイタリア国旗のカラーでライトアップして支援の意思表示をしているのだとか。


エンジンやエクステリアのパーツだけではなく、スーパースポーツたるクルマはインテリアの装飾にも非常に凝ったものが多く、特にランボルギーニのインテリアは乗り手を魅了する作り込みが際立っている。そんなランボルギーニのインテリア工芸の職人たちが熟練の業を屈しして、外科用のマスクを製作している。


ランボルギーニが作る外科用マスクは1日1000枚を生産する予定で、アベンタドールやウラカン、ウルスなどのインテリアの製造するスタッフが担当する。1枚1枚手作りしているシーンを見ると、質感や品質の高さがうかがえる。マスク自体の素材などは公表されていないが、写真を見る限り不織布ではなく、洗浄して再利用可能な布製となるようだ。


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同時に手術や看護の際に使用できる顔全体を保護するプロシキグラスシールドも製作しているという。ランボファンには、時期が時期だけに不謹慎と思われるかもしれないが、喉から手が出るほどほしいマスク。残念ではあるが、これはイタリア政府と団結してランボルギーニ本社が、同社のあるボローニャの病院に寄付するために制作されるもの。


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人生を楽しむためのクルマづくりの一端を、こうした世界的規模のパンデミックに立ち向かうべく、医療品製作に変換して協力するというランボルギーニの懐の深さを感じさせるとともに心温まるニュースだ。




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