HONDA ADV150 オンもオフも乗れる!【スクーターブーム再燃】 [News]
いま『軽二輪スクーター』と呼ばれるジャンルがアツい!!!
昨年秋に行われた東京モーターショーにひっそりと出展されていた軽二輪スクーター。
アドベンチャーモデル【Honda ADV150】
この時点では、だれもが事態を把握していなかった。
若者のクルマ離れと同時に、バイク離れが激化して双方の業界では盛り下がってしまった
東京モーターショーだったが、いまビックスクーターブームの再来を予感させる事態が起こっている。
ADV150が発売されたのは、モーターショーから数ヶ月経過したバレンタインデーの2/14だった。
「アドベンチャースタイルの軽二輪」というキャッチコピーのもと発売開始されたADV150は、
通勤や通学、ショッピングなどの日常ユースから、ツーリングまでこなす150ccエンジンを搭載した
マルチでアクティブに使えるスクーターとしてデビューした。
「限界を超えていく都会の冒険者」をコンセプトのもと、
あらゆるシーンで活躍できるアクティブなスクーターとして開発された。
搭載されるエンジンは、力強い性能と低燃費という経済性を兼ね備えた
軽量コンパクトな水冷4ストローク149ccの単気筒ユニットで、
15ps/14Nmの出力を発揮、燃費はWMTCモードで44.1kmを達成している。
サイバーチックなデザインは世代的にはエヴァンゲリオンを彷彿させるが、
安定感のある無骨なデザインと言える。
力強くて低燃費という良いとこ取りのエンジンの搭載と、
150ccというクラスのおかげで高速道路も乗ることができるのもポイント。
しかも、二人乗りも可能なのでビックスクーターにも利便性では負けてはいない。
そもそも50ccの原付スクーターは、普通自動車の免許の取得とともに付いてくる
いわば免許的なオマケ的要素と、車両価格が安くて手頃、というイメージで売ってきたはずだ。
ところが、時を経て、ふとバイク店の店頭に並ぶ原付スクーターを見ると、
プライス表には安いものでも12~3万円、高価なものだと20万円近い。
これだけ高価になると、いくらオマケで付いてくる免許とはいえ、
もはや気軽さを失ってしまって利用価値を考えてしまう。
さらに取り巻く交通事情も年々変化してきている。
特に気軽に乗るつもりだった原付きスクータのはずなのに、
駐輪場所がない・・・
駐車違反を切られた・・・
などなど、これではどんどん乗るのを控えてしまう。
ならば、もう少し大きなスクーターだっていいじゃない!?
サイズも原付スクーターよりも二回りほど大きく、
ビックスクーターよりも一回り小さいという、
欲しかったニッチなサイズ感も良い!
個人的に気に入ったところは、
・スマートキーシステム/クルマのようにキーをポケットに入れておいてボタンでエンジンスタートできる。
・エコストップ機能/信号待ちなどの停車時にはエンジンが自動でオフ。
・エマージェンシーストップシグナル/急ブレーキ時などにハザードを高速点灯させて後続車に伝える。
そして、気になる経済性はというと
・軽自動車税は年間3600円(50ccは2000円)
・自賠責保険料は年間8650円(50ccは7500円)
原付スクーターを1年間所有するのと、
150ccスクーターを1年間所有するのと、
税金等の総額で年間+2750円しか違わない!
メリットはさらにあって、
日常のユースなら、交差点で2段階右折は不要。
さらに免許取得後1年以上経過しているのならば、
二人乗りだってできる!
首都圏の駐車場事情はもちろんのこと、
これから春に向けてバイクは気持ちいい乗り物。
なんか気になる1台になりそう!
発売前にして受注が生産数を上回った
軽二輪スクーターブームの到来を予感させたのは、ADV150の発売日を控えた2/10のこと。
当初メーカーの計画では、年間で生産を予定していたのは3000台だった。
ところが、発売を4日後に控えたこの日、予想を遥かに上回る4000台を受注していたのだ。
この好調な滑り出しに驚かずにはいられないと同時に、
アドベンチャーモデルと題された機動性の良い軽二輪スクーターの流行を予感する。
まもなくデリバリーが始まるADV150が春先の町を賑わす存在になりそう!
3色用意されたボディーカラーは、
●マットガンパウダーブラックメタリック 35%
●ゲイエティーレッド 34%
●マットメテオライトブラウンメタリック 31%
という受注ベースでの比率となっていて人気のほどがうかがえる。
■HONDA ADV150
車両本体価格451,000円(消費税抜き本体価格 410,000円)
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全長×全幅×全高(mm)/1,960×760×1,150
エンジン/水冷 4ストローク OHC 単気筒
総排気量(cm3)/149
最高出力(kW[PS]/rpm)/11[15]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)/14[1.4]/6,500
タグ:軽二輪スクーター
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