“サーキットの狼”の現代版!? [新車試乗]
今日は、ロータス・ヨーロッパSとロータス・エクシージS。
その昔、一世を風靡した“サーキットの狼”の主人公が操るロータス・ヨーロッパが、現代にその名を継承して登場した。数十年の歳月で、その身も丸く、流線型となり、昔の面影はまったくといっていいくらいない。メーカー広報の話では、当時の印象から購入している人も少なくないという、から先代がそれだけ偉大であったのだろう。
最近のロータスは、姉妹車のようにシャーシを共有しているものが多いが、ヨーロッパは若干ではあるが、サイズも方向性も違うようだ。借出した2台は、そういった意味では両極端。エクシージSは「走り」に特化されているし、ヨーロッパSはどちらかというと「コンフォート」、つまり乗りやすく仕上げられているのだ。
とはいっても、ワインディングやサーキットでの走りに特化した最近のロータスには変わりはないので、高級サルーンなどとは一線を画す乗り味だ。
サイバーちっく、といおうか。実にガンダムテイストの強いエクシージS。見た目も、乗り味も、かなりストイックさを要求される。
リアの視界は皆無に近い。リアウインドを覆うルーバーはイケイケ感をかもし出す。そのルーバーに備わる大型ウイングも、その効果は高い。
足まわりをブラックアウトするだけでも、“走り”を意識させてくれる。
ロータスは良く湾岸線でも見かけることが多いが、そのほとんどが左車線をキープしている。そのワケは乗って理解できた。100km/h巡航時はまだしも、それ以上の領域では、フロントの接地感がなくなってしまう。車両重量を極限まで絞ったサーキット仕様、という見方もあるが高速はゆっくり。。。これがロータスの基本かも。もちろん、サーキットやワインディングでは、その能力を発揮して他を寄せ付けない走りを見せてくれるのだが。
今日初めてロータスを見ました。
うちの地域には、ロータスは勿論のこと、各イタリア車、ポルシェ、各アメリカ車の代理店がないのでこれらの車に出会うことが滅多にないですね。
by sugarbabe (2007-05-12 23:37)
sugarbabeさん>いつもどうもです。
そちらのエリアでは、ベンツかBMWが多いとw
逆にハイソなエリアなんですねぇ、羨ましいですね。
by Roadrunner (2007-05-16 00:44)