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Thanks GT-R [新車試乗]

このところ、どこへ行ってもGT-Rです。。。

一昨年のプロトタイプ(市販バージョン)から、約2年。とうとう発売されましたGT-R。“スカイライン”の車名はなくなったものの、やはり日産が送り出すスーパースポーツというものを肌で感じることができる1台。実際にステアリングを握るのは、今回が初。自然と胸が高鳴る。
様々な電子制御、開発陣が目指したスポーツ性能を具現化したGT-Rは、まさにモンスターマシンだった。試乗会場となった西仙台サーキット(残念ながら、サーキット内での試乗は、ドライビングに長けた美しきプロドライバー佐藤久実さんに試乗してもらった)。サーキットの敷地内では、ほぼ撮影オンリーだったが、午後からの市街地走行では、佐藤さんと編集担当が仙台駅から東京へ帰る、ということで運転をスイッチ。ここで、また予期せぬ事態発生。。。通常、試乗会というと、各媒体それぞれが約1時間30分くらいの試乗枠をもらい、撮影をしたり、試乗をしたりする。ところが、我々は、GT-Rを借り出して、仙台駅へ向かったはいいものの、肝心な試乗時間を誰一人、把握していなかった。二人を送り出し、青葉城や河川敷での撮影をしよう、などとカメラマンと話していた矢先、「これって、試乗時間って何時まで???」という質問。慌てて、案内を見直すと、3:00までと書いてある…。
先日、スピード違反を喰らって、自重するはずの運転も、次の試乗枠を待つ人の気持ちを考えると、自ずと荒々しくなる。仙台駅から国道1本でサーキット周辺までは行ける。しかし、他車も走っているため、無茶は控えなくては。。。国道からサーキットへの分岐からは、ほぼサーキットの敷地内となるので、ここで一挙に時間短縮を狙う。センターパネルの中央に備える、サスペンションとトラクション関係の切り替えモードは、“R”にすると、まるでGTカーのようになる。国道からわき道にそれ、“R”に切り替える。パドルシフトで、常にひとつ下のギアでワインディングを駆け上がる。コーナーとコーナーの感覚が短い。。。ウインド越しに飛び込むコーナーの景色は、いつもの倍近い。パドルシフトでギアを落し、ブレーキを蹴飛ばし、ステアリングを切ると、タイヤのスキール音とともにオーバーステア気味に車体が流れる。しかし、アクセルを踏み込んでやると、挙動は安定、グイグイとコーナーを曲がってくれる。これが、GT-Rの新しい発想と技術。焦る時間との戦いの中で、ほんの少しだがnew GT-Rのすごさを実感。
まさにGT-Rだったからこそ、なせるワザ!!!

3:05分。5分遅れで、GT-Rを返却。一時は、ナビの到着時間では3:20分であった試乗開場までの道のりもあっという間だった。いろんなことがあり、珍道中となったGT-R試乗会も無事終了!! 帰りは、一切ハンドルを握らずに東京まで戻れた(同乗のみなさん、ありがとうございました…笑)。

 


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第六点滴王

●こんばんはぁ。
リアルな描写、臨場感あふれてますね、さすがでっす(笑)
欲しくない、欲しくないと思いながらも、皆様の評論を読ませていただくと、ぜんぜん悪くなく、大絶賛で、凄いことになってますね。
なるべく浮気はしないようにと気持ちにシートベルト(^_^;)です。
by 第六点滴王 (2008-02-07 23:59) 

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